工事中🚧 🅰❞元ヤクザの“入れ墨牧師”鈴木啓之氏自らの半生を隠すことなく語った❗


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 北海道の月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログより

 鈴木牧師は自らの半生を隠すことなく語った


2014年03月06日

元ヤクザの鈴木啓之牧師がススキノで講演会を開催

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「北海道の自殺者を一人でも減らしたい」と鈴木牧師(3月3日夕、ブルーウェーブイン札幌で)

 本誌3月号で紹介した元ヤクザの“入れ墨牧師”鈴木啓之氏(58)が3月3日夕、ススキノのブルーウェーブイン札幌で講演会を開いた。

 自身が主宰する「シロアムクリストチャーチ」(中央区南7条西8丁目LC壱八番館4・5F)のオープンに先駆けて行なわれたもので、飲食店関係者を中心に約100人が参加した。ススキノなどで活躍している黒人歌手、ビリーキングさんの讃美歌で始まった講演会で、鈴木牧師は自らの半生を隠すことなく語った。

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見事な賛美歌を披露したビリーキングさん

 大阪市生野区に生まれ17歳でヤクザの世界に入った鈴木氏。34歳の時、博打の金として他の組の親分から預かった大金を勝手に使い込むなどして組織の仲間数千人から命を狙われることになる。死の恐怖に怯えながら逃亡し、自殺を考える日々だったが、拳銃をこめかみに当てても手が震えて引き金が引けず、弱い自分にますます自暴自棄に陥ったという。

 東京でフラフラになりながら歩いていたとき、目に飛び込んできたのが十字架を掲げた教会だった。教会の中に入り、キリスト像の前で鈴木氏はただ「助けてください」と心の中で叫んだという。

「私はいつも逃げることで人生をごまかしながら生きてきた。醜さ、汚さ、弱さが自分の本質だった。『もうやり直せない』と思う自分と『やり直せるかもしれない』と思うもう一人の自分がいたが、相談できる人は誰もいなかった。そんな時に引き付けられるようにして入った教会。目に見えるものしか信じなかった自分が、見えないものにすがろうとしていた」(鈴木牧師)

 その時、教会の牧師から声を掛けられた。それが「誰でも変わることができる」という言葉だったという。

「たったひとつの言葉が人生に変化を与えてくれるなんて信じられなかった。でも私はその言葉に縋り付いて心に迎え入れた。弱い自分の本質に気づかされ、それが大きな財産になった。私は、人生は気づきの連続だと思う。変わらなければならないと気づいたらその人の人生は変わる。変わるチャンスは気づくことから始まる」
 と鈴木牧師は切々と訴えた。

 同氏はNPO法人「人生やり直し道場」理事長でもあり、4月6日オープン予定の「シロアムクリストチャーチ」は同法人の活動拠点、相談者たちの“駆け込み寺”としても機能させる考え。道内から自殺者を一人でも減らそうと本格的に活動を始める。

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鈴木牧師の熱い思いに触れた参加者たち


【シロアムキリスト教会】
中途失明者の大村善永牧師によって視覚障害者への伝道を主目的に1948年に創立。主イエスが盲人を癒したとされるシロアム池にちなんで名づけられた。プロテスタント教会に所属。鈴木牧師はシロアムキリスト教会主任牧師。

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