プリンスメロン収穫しました9/15

ウリ地帯です。
7月17日にヒザ上程度の草の中に種をばら撒きして、その後草刈りして鳥害防止と共に、草マルチしています。
 
この下では微生物、ミミズが繁殖して土壌を耕し豊かにしてくれます。
草刈りで根を残してるので、根が分解されてその跡が空気の通り道になります。
草が腐敗、分解されていくと窒素肥料となっていきます。
それだけで土はふかふかの良い状態になっていきます。
 
慣行農法では土が硬くなるので毎回耕すのです。
土も痩せていくので肥料が必ず必要になり
人間が科学的に手を加えないと自分では生育出来ないのです。
肥料を与えるので害虫や病気が増えて、それには農薬で対処です。
 
自然農で収穫したものは、自ら持つ能力を最大限発揮しようとして味覚も最大限引き出されます。
害虫、病気にも強い体質になります。
農薬を使わないので害虫も益虫も共存の世界になり自然の摂理にあった自然体の作物が育ちます。
それを食す人間も自然の力で生かされていきます。
大切なのは自然に逆らわないことです。
 
自然に任せば、楽して、お金、手間も掛けずに余ってくる時間を有効利用出来ます。
直ぐに理想環境はできませんが、少しずつ近づいていきます。
 
この奥の方にプリンスメロンがいます。
手前の黄色のはマクワウリです。
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この前の草刈りで強い日差しがまともに当たるようになり、草刈りしたことで土壌の保湿状態が弱くなったりで、
翌日には葉っぱがしおれてしまってました。
2本ある木のうちこちらは立ち直りました。
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葉っぱの繁りは、もっと旺盛になって欲しかったのですが、完全に草に負けて生育が制限されたようです。
この初物は嫁の在所のお袋さんへ届けました。マクワウリとあのトウガンと一緒に。
 
こちらは負け組みのプリンスメロンです。
もう少し雑草処理をしてあげてれば元気で丈夫に育ったことでしょう。
次への糧です。
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干からびて、くたくたの、こちらは捨てずに冷蔵庫に入れてあります。そろそろ包丁入れなです。
自然農法で出来たものは腐らずに干からびるだけと、あのリンゴの木村氏の世界です。
何ヶ月も経っても腐らずに良い香りを放つ・・。
来年もこのプリンスメロンいきます。
 
このプリンスメロンの脇に大根が出来てました。
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自然体のいい感じで葉っぱが渦(うず)巻いてるように邪魔さずに生き生きとしていました。
ただ草の重みで上から押さえつけられてたのでその余韻があります。
大根は成長していく過程で日差しをまんべんなく受けられるように根っこごと回転していきます。
抜いてみると分かりますがヒゲのようなのが側面にラセン状に出ています。
その画像もまたUPします。