カラスも美味しい落花生の収穫体験

隣村は祖母の在所の親戚の畑です。
地域の畑作の権威です。
自家消費分だけの小畑ですが長年の経験を活かして地元の伝統畑作の栽培本を出版されてます。
効率の良い手法が確立されています。
そのご夫婦です。
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この畑の2枚向こうの田に僕のハツシモがあります。
少し緑かかった2畝程です。
 
今年はカラスに沢山食べられて、その残りカスを掘り出す程度です。
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カラスに気づいてから防鳥ネットをされています。
 
ネットが外してある、この小畝~2列を掘りました。
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サツマイモのツルみたいに伸びて、例年は地表近くにも実が一杯付いて 一株でバケツ半分採れるとのことです。今日の畝は地表辺りの実は皆無状態です。
 
株元附近から掘り起こして土を払い落として一通り全部抜き出します。
その後、畝全体を、この「備中鍬」で鋤き込むように土中の実を探し取り出していきます。
落花生の収穫はかなりの重労働です。
更に洗って、選別して干す・・。
これまでは鍋に入れるばかりの状態で頂くだけだったので改めて感謝です。
 
こちらでは、毎日食べるだけを少しずつ掘ってるとのこと。
 
暗くなるまで、2畝で、カスも土も混ざってこれだけの収穫。 全部頂いてきました。
今朝、明るくなってから洗いました。
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粘土質が多い畑土なので実に沢山土が付着してます。
落花生は砂地質が多い畑の方が適してると。植え付けの株間は40センチでと。
この名古屋大学助教自費出版には地域伝統野菜全ての品種栽培手法が数値化して明記してあります。
 
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1回目洗ったらバケツの底から8センチは土が残りました。
 
何回も里芋の「イモコジ洗い」するように洗いました。
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朝一で嫁が、在所の一人暮らしのお袋さんと、姉とで、身内のお見舞いに行くという事で
いつも大変お世話になってるところばかりなので 自分のお腹に入れる分も含めて持たせました。
3軒で分けると思います。
 
30分位しか風を当てれなかったけど。
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赤バケツの中はカス、クズでこれは人には出せないので僕のお腹に入ると思います。
 
残りのこれだけはツイッタネ用に天日干してますので。
品種名は分かりませんでしたが千葉県のとは違っていて、ずーと「昔からこの尾張地方で栽培されている落花生」とのことです。
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