米作りで勉強しました。
これは隣村南側のハツシモです。去年までは草生え放棄田でした。
脱穀した玄米。
等級はクズ米級でした。
先日に記したコシヒカリと同様。
こちらも虫食い着色、白米、割れ米、未成熟米が多いです。
右側の皿は選別でハネた玄米。
・右部 割れ米
・左上部 籾殻付きの未成熟米
・左下部 虫食い変色米
左側の皿は選別して残った合格分です。
玄米の状態では、白米の識別が見づらいです。
■後で精米した米をじっくり見直してたら、玄米は透き通っていて、白米がハッキリ分かりました。
凄く多くてビックリ。 部分的変色も目立ちました~かなり多いです。
こちらは鍋一杯分を選別したものと、上記の皿での選別分を
翌朝、縁側で撮りました。
鍋一杯分の選別
籾殻付き未成熟米と虫食いの変色米だけハネて 割れ米選別は手作業なので、やらずです。
もし、やれば・・徹夜は確実です。(皿の選別で比例判断が出来ます)
■ 等級検査基準を検索して勉強。
等級 | 整粒割合 | 水分含有 | 死米混入 | 着色粒混入 | もみ混入 |
1等米 | 70%~ | 12%~15% | ~7% | ~0.1% | ~0.3% |
2等米 | 60%~ | 12%~15% | ~10% | ~0.3% | ~0.5% |
3等米 | 45%~ | 12%~15% | ~20% | ~0.7% | ~0.1% |
カメムシ等の食害による変色は上記の表でいう「着色粒」あたり、1,000粒の中に2粒~着色米があると1等米になれない非常に厳しい検査です。
粒の大きさの良品が70%以上であっても虫食いの被害粒が2粒あっただけで格下げされますので、農家は農協指導のもと一斉に農薬散布しないと成り立たないのです。等級外れで半値、クズ米です。
■JA等、流通米の販路に於いては、ちゃんと色彩選別機(高額)に掛け、等級外れの米でも瞬時に1等米に化けます。
(但し等級検査では見てくれだけで、食味、残留農薬検査は無し)見栄えだけ
■田んぼ2年目、勉強したこと
天候不順~猛暑後の多雨で生育不良は白米になる。
草取りサボると風通しが悪くなり虫害で変色。